先日からめまい、メニエルの発作と診断された方が3人ほど立て続けに来院されています。

しかし同じめまいでも3人とも病因病理が違います。

1人目)
耳の閉そく感。
めまいが強くて、病院ではメニエルの発作と診断される。

脈診) 沈んで弱い。沈弱脈。
腹診) 脾、肝に弱りがある
証) 脾虚肝虚の寒証
この方は元々胃腸が弱くて気血を作ることができない。
とくに生理後で出血のあとに起こることが多い。
耳のまわりを巡っている少陽胆経(しょうようたんけい)という経絡(けいらく)に気血が巡っていないために耳の奥にある三半規管で平衡感覚がとれていない。

2人目)
1週間前よりふらつく。
糖尿病、高血圧などで薬を常用。
病院では薬の副作用と診断される。
薬をやめたら少し軽減。

脈診) 沈んで強い。沈弦滑脈。
腹診) 脾、肝に弱りがある
証) 脾虚肝虚の熱証

この方は薬を常用して胃腸が弱り、湿痰が発生。
その湿痰が気血の流れを阻害して少陽胆経にうまく気血が流れていない。

梅雨、夏のように湿度が多い時期は胃腸が悪くなりやすい。
鍼灸で胃腸、肝を治療することで軽減してきます。

3人目)
のぼせてフラフラする。
暑いところが苦手。

脈診) 脈が少し浮いている。浮弦脈。
腹診)肝、腎の弱り
証)肝虚(やや熱に偏っている)

血の津液不足で軽い熱が発生している。
その結果のぼせている。
普通は熱が少陽胆経に張り出すがこの方は内攻しているために少陽胆経の流れが悪くなっている。
そのために三半規管に気血が流れないのでめまいを起こしている。
治療は肝、腎の津液を増やすことによって少陽胆経の流れを良くする。


3人に共通しているのは少陽胆経に気血が巡っていないためにめまいを起こしていることです。
以上のようにめまいでも三者三様なのです。


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2017.06.14 Wed l 症例 頭 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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