急に歩けなくなり、手足に力が入らない、食欲がなくなる、いつも目を閉じて寝ている・・・というご老人を診療しました。

体が冷たい。

病院に点滴にほぼ毎日しているが症状は変わらず・・・・。

歩けなくなって約2週間。

脈を拝見すると細くて弱い。

よく寝ているし、体が冷えきっている。

傷寒論(しょうかんろん)という書物の中に

「少陰之為病。脈微細。但欲寝也」という記載がある。

少陰の病。脈は微細。ただ寝ることを欲するなり・・・・と。

この方の症状そのままなのです。この方は少陰病(しょういんびょう)なのです。

よりわかりやすく言うと「冬眠状態」ということです。

夏は熱中症だけが怖いのではありません。

クーラーの冷えが人を襲うのです。

とくに体力がないご老人はこの冷えが体の内部まで入って機能低下をまねきます。

軽くみられますがこのまま放っておいたらとても危険な状態になります。

まず熱の根源である腎陽(じんよう)を立て直す必要ありました。

大谿(たいけい)、大淵(たいえん)というツボに鍼をおく。

そして体を巡る熱量をあげるために三焦経(さんしょうけい)の陽池(ようち)というツボにお灸。

胃の熱量をあげるのに三里(さんり)というツボにお灸。

この治療をすることで体の内部から温めていき、各内臓の機能を促進させる。

この治療を2回すると歩けるようになり、食欲も戻ってきました。

早めの回復をみてご本人様の生きる意思を感じました。

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2014.08.06 Wed l 臨床 l コメント (3) トラックバック (0) l top