病院で自律神経失調症と診断された患者さんが来られました。
一度の治療で動悸は落ち着いて、手足の冷えも軽減。
あとは下痢が残っております。
この病能を考察してみます。

脈診、腹診、舌診などの結果、この方は肝(かん)の病証でした。
ストレスがかかり肝の疏泄作用が低下して胸に陽気(熱と考えてください)が集まります。
胸に熱が多いので動悸が起こります。
陽気が胸に集まりすぎているので手足まで巡りません。
よって手足が冷えています。


なぜ下痢なのでしょうか?!
五行(ごぎょう)で考えるとわかりやすいです。
五行では肝は木になります。
木が高ぶると土の養分を必要とします。養分を吸い取られると土は弱ります。
五行では土は脾(ひ、胃腸と考えてください)なので胃腸の弱りですね。
肝の高ぶりを押さえると胃腸が良くなり下痢も軽減してきます。

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2017.03.16 Thu l 症例 心療 l コメント (0) トラックバック (0) l top